あなたはただそこに「在る」だけでとっても尊い。
とっても性格が良いから
こういう仕事をしているから
こういう特技があるから
お金がいっぱいあるから、とか
いろんなあなたの良いところがあるからあなたは尊いんじゃなくて、
これらをすべて失くしても、あなたはそこに「在る」だけで尊い。
「じゃあ、いままで獲得してきたり褒められてきた良いところは無駄ってこと?」と思うかもしれない。
あなたが生まれながらに持っている良いところや、
努力して獲得した良いところは、それもまた尊い。
だって、尊いあなたが持っているものだし、尊いあなたが尊いと思っているものだから。
でも、大前提として、それらが無くてもあなたは尊い。
もちろんそれらがあっても尊い。
何かのきっかけで、あなたの性格の良さが無くなってしまうかもしれない。
仕事が無くなったり、
いままでできていた特技ができなくなったり、
お金も無くなってしまうかもしれない。
でも、それらが無くなってしまっても、あなたは尊い。
自分の持っているものに価値を持ちすぎると、
それらが揺らいでしまったときに、尊いあなたが傷ついたり、自尊心を失くしてしまうかもしれない。
「根拠のない自信を持つのは難しいなあ」と思うかもしれない。
根拠はある。あなたがそこに「在る」こと、ただそれだけ。
新しいことにチャレンジするときも、
自分はあれとこれしかできない価値の低さなのにと不安に思うかもしれない。
でも、そもそもあなたはそこに「在る」だけで尊いのだから。
紛れもない尊さが確実にそこに在る自信が歩を前に進ませる。
自分のいろんな選択や決断も、尊い自分が行ったものだからと自信が持てる。
他の人に対しても寛大になれたりして、それが自分の心を癒すことにもなる。
自分以外の存在もただそこに在るだけで尊いのだからと、
他人をより尊重して、無理にコントロールや期待をしようともせず、心が楽になる。
でも、あくまでも、他人の尊さを大きくしすぎないで自分を一番に考えてね。
自分の罪深さに辟易してしまうこともある。
仕事がうまくいかなかったり、人に優しくできなかったり、
借金をしてしまったり、人の心を傷つけてしまったり、法律に触れるようなことをしてしまったり。
やってしまった言動に対しては謝罪などの行為は必要だけど、
あなたの尊さは無くなることはなく、揺るがない。
何が無くてもただそこに「在る」だけで尊い自分と、他人。
その思いがあるだけで、なんだか心ぽかぽかしてくるような気がしませんか。
あなたはただそこに「在る」だけでとっても尊いんだぜ。
コメント