お裁縫セットを揃えました。
お裁縫が趣味という訳ではないし、
私の裁縫能力は針と糸で布を縫い合わせる、つまり、
義務教育で習ったものをうっすら覚えている程度のものですが、
お裁縫セットを揃えたくなって揃えました。
たまに服のほつれを直したり、名前の刺繍をする際に、
裁縫セットを母から借りたり、携帯用ソーイングセットで済ませたりしていました。
ある日、ふと自分のものを揃えたくなりました。
人生のうちにちょこちょこ現れるお裁縫の時間を
より魅力的なものにしたいなと思ったのもあるし、
気分的に、自分で使うものは自分で作りたい気持ちにもなっていたので
お裁縫の時間が増えるだろうなと考えたり、
いい道具を揃えたい気持ちや形から入りたい気持ちもありました。
それで選んだのがこれら。

一番選択に悩んだのは裁縫箱。
木や布地の素敵な裁縫箱にしようかなあと考えるも、
高額ですし、お裁縫が好きな方はみなさん持ってそうだなぁと思い、
かわいい紙の箱にしようかと思うも、より自分が好きなものが良いなと悩みました。
悩んだ末、工具箱にしました。
東洋スチールのY-350。
美しいデザイン、オーセンティック、クラフトマンシップ。
あと、工具箱に裁縫セットを入れるというあまり無いであろう選択。
それが私は好きすぎました。

針や糸、メジャー、糸切ばさみ等、
おそらくこれはオーセンティックだろうというものを
いろいろ調べながら揃えてみました。
糸切はさみは庄三郎の守町(短刃型)のイブシ。
切れ味がとても繊細で、なによりもかっこいい。
裁ちばさみも購入しようかと思いましたが、あまりにも高額なので
将来的に購入することにしました。

ピンクッションは自分で作ろうと、
使い古した黄色いハンカチと、
苗字由来のハクチョウのものを作りました。
ハクチョウのピンクッションはネットの画像検索で出てきたものを、
「こう作るのかな…?」と予想しながら、
オリジナリティを加えながら作りました。

インターネットが発達する時代、みなさんが発信してくれる情報が本当にありがたいです。
このピンクッションも縫い目が真ん中でなかったり、
縫い方も粗いものですが、それがまた愛らしいなあと思えます。
気持ちが満ちる感じがしています。
お裁縫の時間を少し増やしてみようかなと思います。
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